避難訓練で、放射性物質の付着を調べるスクリーニング検査を受ける長岡市の住民=1月25日、燕市分水新町2
避難訓練で、放射性物質の付着を調べるスクリーニング検査を受ける長岡市の住民=1月25日、燕市分水新町2

 新潟県が1月24、25日に実施した原子力防災訓練の一環として、長岡市は1月25日に、東京電力柏崎刈羽原発での事故を想定した住民の避難訓練を行った。バスで広域避難する訓練に、和島地域の約40人が参加。放射性物質の付着を調べるスクリーニング検査を受ける流れなどを確認し、新潟市へ避難した。

 午前9時に緊急速報メールで一時移転指示が出ると、住民は和島保健センターに集合。道路の寸断を想定し、高速道と一般道の2経路に分かれ、バスで新潟市西区の黒埼南小学校に向かった。途中、燕市の分水公民館でスクリーニング検査を受け、汚染が確認されたとの想定で、ウェットティッシュを自身で使って簡易除染をする作業もこなした。...

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