
新潟県庁
新潟県の2025年度一般会計当初予算案は人口減少社会への対応として、子育て支援の強化や民間力の活用を促す事業が多く盛り込まれた。予算案をチェックする県議会からは、バランスに配慮した「手堅い中身」と評価する意見がある一方で、「花角カラー」の弱さを指摘する声も聞かれた。
- 人口「安定」へ少子化対応に力点 新潟県が総額1兆2635億円の当初予算案
- 放課後児童クラブに交付金、医療持続へ支援…重点事業は?
- 原子力防災・地域医療・交通・教育・農林水産・公共事業・県警…分野ごとに主な事業紹介
25年度予算案は、最上位計画となる次期「総合計画」に沿って編成。花角知事が重視する子育て支援では、放課後児童クラブへの支援が目玉となった。
最大会派自民党の岩村良一県連幹事長は「国が幼保無償化をやり、国会で高校無償化が議論になっている中で、放課後児童クラブを支援する枠組みがなかった。いいところに目を付けた」と評価する。
ただ党内には公共事業予算の減少に不満もある。...
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