国土交通省北陸信越運輸局新潟運輸支局(新潟市中央区)は2月20日、新潟第一交通(新潟市西区鳥原)と富士タクシー(新潟市東区木工新町)に対し、タクシー会社が主体となり、一般ドライバーや自家用車を活用する「日本版ライドシェアタクシー会社の管理のもとで一般ドライバーが自家用車で客を有料で運ぶサービス。先行する米国や中国、東南アジアなどでは、スマートフォンアプリを介して、ドライバーと客を直接結びつけるサービスとして普及している。日本では「白タク行為」として原則禁止されているが、タクシーが足りない地域や時間帯に限って導入が認められた。」の事業許可を出した。営業区域は新潟交通圏(新潟市中央区、西区、東区、江南区の一部、北区、聖籠町)で県内4地域目となる。

 時間帯は会食帰りなどで需要が増える金曜と土曜の午後4時台から翌日午前5時台。運行車両は新潟第一交通が10台、富士タクシーが3台。配車アプリを使って利用する。

 新潟第一交通は一般ドライバーのほか、自社の人材も活用し、育成の機会にもする方針。2社以外にもライド...

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