おいしい佐渡米コンテストの入賞者らが表彰された佐渡米生産者大会=佐渡市両津湊
おいしい佐渡米コンテストの入賞者らが表彰された佐渡米生産者大会=佐渡市両津湊

 2025年度産米の作付けに向けて農家が課題を共有する「佐渡米生産者大会」が、新潟県佐渡市両津湊の佐渡島開発総合センターで開かれた。猛暑など異常気象に負けない米作りを目指し、産地一丸で取り組むことを確認した。

 JA佐渡が主催し2月22日にあった。島内2会場ともオンラインでつなぎ、生産者ら約110人が参加した。

 JA佐渡によると、24年12月末現在の佐渡産コシヒカリの1等米比率は52・8%。収量を含め、新潟県内他産地の数字を下回った。降雨による倒伏や刈り遅れの影響があったとみられる。

 JA佐渡経営管理委員会の永井充会長は「質、量共に課題を残した。佐渡米のブランド価値を不動なものにするため、食味の...

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