
協定書を持つコメリ災害対策センターの捧雄一郎理事長(右)と北陸地方整備局の髙松諭局長=3月3日、新潟市中央区
NPO法人コメリ災害対策センター(新潟市南区)は3月3日、国土交通省北陸地方整備局と災害時の物資供給に関する協定を結んだ。1139件目の協定で、国の機関とは初めて。災害発生時に、コメリの店舗や物流網を通じてブルーシートや土のう袋などの物資を被災地に供給する。
コメリ(同)が2005年に設立したコメリ災害対策センターは、全国の自治体などと協定を結んでおり、コメリの物流センターに備蓄した物資を自治体の要請に応じて供給している。
今回の協定は、北陸地方整備局が2024年の能登半島地震を経て物資の調達を強化しようと働きかけた。特に災害初期にブルーシートなどが不足したという。
今後、北陸地方整備局の緊...
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