
本県の女性活躍について意見を交わしたシンポジウム=新潟市中央区万代3
女性の活躍を考えるシンポジウムが3月15日、新潟市中央区の新潟日報メディアシップで開かれた。専門家が県内女性の教育と文化の歴史などを講演したほか、参加者と男女格差の現状を討論し、改善策を探った。
国際女性デー(3月8日)に合わせて新潟日報社が主催し、実行委員会が共催。大学生や会社員ら約70人が参加した。
冒頭、実行委員会代表で米テネシー大医学部名誉教授の西村宏子さんが、日本が低位にあるジェンダー・ギャップ指数に触れ「閉じこまらず外に出て発言し、活躍してほしい」とあいさつした。
講演では敬和学園大(新発田市)の金山愛子学長が、宣教師により女子教育の機運が高まる中、1887年に新潟女学校が生まれ...
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