
「JA魚沼新之助研究会」の設立総会で会長に選出され、あいさつする桜井元雄さん=十日町市本町2
新潟県のJA魚沼は、県産ブランド米「新之助」の栽培を手がけるグループ「JA魚沼新之助研究会」を発足させた。合併前に各JAにあった研究会を統合して生産者の交流を促進し、新之助のブランド力を高めるとともに販売強化を図る。
JA魚沼は2024年2月、越後おぢや、北魚沼、十日町、津南町の4JAが合併して発足した。4JAにそれぞれ新之助研究会があり、JA合併後も活動してきたが、JA魚沼は25年産米から新之助を含めた米穀全般の販売窓口の一本化を目指しており、新之助研究会も統合することとした。
新之助は、県が高温対策で開発した晩生(おくて)品種。ブランド維持のために生産者を限定し、厳しい栽培基準や食味・品...
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