
東京電力柏崎刈羽原発
東京電力は31日、東京商工会議所の小林健会頭(日本商工会議所会頭・三菱商事相談役)が4月9日に柏崎刈羽原発新潟県の柏崎市、刈羽村にある原子力発電所で、東京電力が運営する。1号機から7号機まで七つの原子炉がある。最も古い1号機は、1985年に営業運転を始めた。総出力は世界最大級の約821万キロワット。発電された電気は関東方面に送られる。2012年3月に6号機が停止してから、全ての原子炉の停止状態が続いている。東電が原発を再稼働させるには、原子力規制委員会の審査を通る必要がある。7号機は2020年に全ての審査に「合格」したが、安全対策を施している最中で、再稼働していない。を視察すると発表した。同原発には昨年11月に経団連の十倉雅和会長、今年3月に経済同友会の新浪剛史代表幹事が視察に訪れており、今回の日本商工会議所会頭も含めると経済3団体のトップが全て視察することになる。
東電によると、東商から再稼働東京電力福島第1原発事故を踏まえ、国は原発の新規制基準をつくり、原子力規制委員会が原発の重大事故対策などを審査する。基準に適合していれば合格証に当たる審査書を決定し、再稼働の条件が整う。法律上の根拠はないが、地元の自治体の同意も再稼働に必要とされる。新潟県、柏崎市、刈羽村は県と立地2市村が「同意」する地元の範囲だとしている。に向けた準備状況を確認したいと依頼があった。7号機の原子炉建屋や防潮堤などを視察する見通し。東商会頭の視察は2020年12月以来となる。
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