
村松公園に設置された陸軍少年通信兵戦没者の銘板=16日、五泉市
太平洋戦争中に旧村松町(五泉市)で開設された村松陸軍少年通信兵学校などで学び、戦没した少年兵812人の名前が刻まれた銘板が村松公園に設置され、16日に除幕式が開かれた。関係者ら約40人は、悲惨な歴史を伝え続けることを誓った。
学校は無線や暗号などを担う通信兵を確保するため、東京の陸軍通信学校生徒隊を母体として1943年に開設された。卒業生は南方戦線に向かう途中に乗っていた輸送船が攻撃されるなど悲劇に見舞われた。
村松公園には70年に建てられた慰霊碑があり、...
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