能登半島地震を受けた地域一帯での液状化対策について説明するリーフレット
能登半島地震を受けた地域一帯での液状化対策について説明するリーフレット

 新潟市は、能登半島地震を受けて市が取り組む地域一帯での液状化対策への理解を深めてもらうため、被害地域の地形や液状化の仕組み、対策の工法などを図解入りで解説するリーフレットを作製した。5月をめどに、西、江南両区のうち液状化被害が大きかった地域の計約1万3000世帯に配る。

 リーフレットはA4判。河川だった場所や地下水位が高い場所に被害が集中しているとした現地調査の結果や、公道で囲まれた「街区」単位で地下水位を下げたり、地下にコンクリート壁を造ったりする手法を紹介。現在行っている地盤のボーリング調査を受けた住民説明会や、対策工事といったスケジュールの見通しなども示している。

 西区寺尾周辺と黒埼、...

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