
エアマン(旧北越工業、燕市)は9日、2025年3月期の連結決算を発表した。販売価格の引き上げを進めたほか、国内での旺盛な建築工事需要を背景に建設機械の販売が伸び、売上高は前期比5・6%増の548億2700万円、営業利益は11・8%増の69億1800万円となり、それぞれ過去最高を更新した。
国内では大都市の再開発や半導体関連の建築需要が高く、高所作業車やエンジンコンプレッサーの販売が伸びた。北米向けはエンジン発電機の出荷が伸び悩んだが、東南アジアや中近東での増加が押し上げた。
一方、為替差損約2億8200万円を計上したことなどから、経常利益は5・9%減の68億8800万円、純利益は5・6%減の...
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