亀田製菓(新潟市江南区)は13日、2025年3月期の連結決算を発表した。海外事業が初めて黒字化したほか、長期保存食が備蓄需要を取り込んで伸長した結果、営業利益は前期比23・1%増の55億円となった。

 海外事業は不振だった米国子会社メアリーズゴーンクラッカーズ(MGC)の業績が回復したほか、タイ子会社の輸出が拡大。食品事業では子会社が製造する長期保存食が昨年の能登半島地震や南海トラフ地震臨時情報を受けて好調で、...

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