
むらき呉服店が販売を始めた革工芸品=新潟市秋葉区新津本町3
新潟市秋葉区の「むらき呉服店」は、秋葉区ゆかりの鉄道をあしらった革工芸品の販売を始めた。名刺入れや財布など6種類を展開。鉄道グッズを縁に人と街がつながるよう、期待が込められている。
販売しているのは、鹿革に漆で模様をつける「印伝」という技法を用いた革工芸品。JR磐越西線を走るSLや、新津鉄道資料館に展示されている新幹線をデザインに取り入れた。発祥の地として新津にゆかりがあるチューリップのほか、稲穂や酒米といった新潟県の名物も加えた。
昨年の磐越西線開通110周年やSLばんえつ物語号運行25周年などを記念して製作に取りかかった。むらき呉服店の店主村木政寛さん(47)は「鉄道は商店街にとって人と人とのご縁を結ぶもの。街に...
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