スタッフが手作業で収穫したトウモロコシ=4日、新潟市江南区
スタッフが手作業で収穫したトウモロコシ=4日、新潟市江南区

 夏の味覚トウモロコシの収穫が産地の新潟市江南区横越地区でピークを迎えた。横越地区の農業法人「カガヤキ農園」では4日早朝から14人のスタッフが畑に入り、大きく育ったトウモロコシを次々ともぎ取っていた。

 カガヤキ農園では、6・3ヘクタールの畑で7品種、約25万本を栽培している。今年は春先の悪天候で発芽せず、畑を耕し直して苗を植え、工夫を凝らした。生育状況は5月まで例年に比べて遅れていたが、6月の好天で収穫期を迎えたという。

 トウモロコシは夜に糖分を蓄え、早朝が一番甘いとされる。この日は午前4時に作業をスタート。収穫したのは、皮が柔らかく、ジューシーさが特徴の「ゴールドラッシュ」だ。カガヤキ農園の販売部長立川秀明さん(45)は...

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