VRを使った交通安全教室で横断歩道を渡る体験をする児童=新潟市西区西有明町の青山小学校
VRを使った交通安全教室で横断歩道を渡る体験をする児童=新潟市西区西有明町の青山小学校

 夏休みを控えた子どもたちに交通安全の意識を高めてもらおうと、新潟西署などは新潟市西区の青山小学校で、仮想現実(VR)を使って横断歩道を渡る際の注意点などを学ぶ安全教室を開いた。

 活動は6年生約50人を対象に、1日に実施。横断歩道を映した画面と、人の動きを感知するセンサーが連動するVRでは、子どもたちが横断歩道を渡ろうとすると、停車した車の死角からバイクや自転車が走ってきて思わず“ヒヤリ”とする場面を体験。警察官が「落ち着いて左右をよく見て」などとアドバイスした。

 また、車が歩行者や自転車に衝突する実際の事故映像も流され、歩行者が手を挙げて運転者に位置を知らせる大切さなども学んだ。

 体験した児...

残り50文字(全文:350文字)