
小泉進次郎農相
小泉進次郎農相は22日の閣議後会見でコメ政策が参院選に与えた影響について「主要な争点にならなかった。争点にならないぐらい、価格に対する政策効果を発揮できた」と述べ、高騰した米価の抑制を図る政策は一定の評価を受けたとの認識を示した。
小泉氏は5月に就任後、随意契約による備蓄米の放出などを進め、コメの店頭価格は下落に転じている。参院選で与党は敗れたが、小泉氏は「リスクを取ってスピード感を持ってやっていく手法自体は評価されている」と話した。
備蓄米放出やコメ輸入の前倒しに対し、生産者などからは米価が下がりすぎることを懸念する声が上がっている。小泉氏は農業者の投票行動に与えた影響については「よく分析...
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