護国神社に献花するため、菊やコブシなどのアートフラワーを用意する坂井幸子さん=新潟市東区
護国神社に献花するため、菊やコブシなどのアートフラワーを用意する坂井幸子さん=新潟市東区

 戦後80年に合わせて戦没者を慰霊し平和を祈ろうと、アートフラワー(造花)教室を開いている新潟市東区の坂井幸子さん(80)が、菊など80本の制作を進めている。5日に中央区の護国神社に献花する予定で「同じ気持ちの方に集まってもらえたら」と参加を呼びかけている。

 坂井さんは戦後70年を迎えた2015年に、白菊100本を教室の生徒らと作り、護国神社に献花した。今回はロシアのウクライナ侵攻など、世界中で紛争が絶えないことを踏まえて、チューリップやハマナスなどさまざまな色、種類の花を用意することにした。

 アートフラワーは布を花びらや葉の形に切り、染めたり曲げたりして、1本ずつ丁寧に作る。これまで教室の生...

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