絵本や図鑑などさまざまな本が贈られた「お互いさま学習支援事業」=阿賀野市姥ケ橋
絵本や図鑑などさまざまな本が贈られた「お互いさま学習支援事業」=阿賀野市姥ケ橋

 阿賀野市社会福祉協議会は、市民から寄付してもらった本をひとり親の家庭に贈る「お互いさま学習支援事業」を、姥ケ橋の保健福祉センター京和荘で初めて実施した。絵本や図鑑、参考書など約200冊をテーブルに並べ、訪れた親子連れが本を手に取って自由に選んでいた。

 経済的な余裕のないひとり親世帯の子どもたちに、夏休みに読める本を贈ろうと市社協が企画。4〜6月の間、市民から不要になった本を寄付してもらった。7月中旬の2日間に支援事業を実施し、約60世帯が来場した。

 親子連れらは、図鑑や絵本を興味深そうに手に取って読んだ。子どもたちが「これがいい」と声を上げると、親は笑顔で本を持ち帰り用の袋に入れていた。

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