自身の海外での経験などについて語る外務省職員の阿部祥菜さん=新潟市中央区関新3
自身の海外での経験などについて語る外務省職員の阿部祥菜さん=新潟市中央区関新3

 外務省の職員が学校に出向いて講演する「高校講座」が、新潟市中央区の新潟第一高校で開かれた。大臣官房国内広報室の外務事務官、阿部祥菜(さちな)さん(31)=新潟市北区出身=が講師を務め、海外での経験や、そこから得られた学びについて語った。

 講座は外務省が全国で展開しており、7月に新潟第一高で実施。全校生徒約1000人が参加した。

 阿部さんは2015年に入省し、21〜24年には在メキシコ大使館に勤務。要人が集う会議やレセプションの調整役などを担った。

 阿部さんは、メキシコ駐在を通じて感じた日本との共通点や違いについて紹介。「海外へ行くのは怖いことではない。知らないことも多いが、受け入れ、考える中...

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