
戦後80年となる15日の終戦の日に合わせ、県内の主な首長が談話、コメントを出した。戦禍の記憶を次代に伝えることの大切さを訴え、平和の尊さを考える意義を強調した。
◆花角英世知事 世界平和に向けて努力を
戦後生まれが人口の9割近くを占め、戦争の体験と記憶の風化が危惧されている。戦争の悲惨さと平和の尊さを世代を超えて語り継ぐとともに、世界の恒久平和に向けて努力していくことが、今を生きるわたしたちの責務だ。若い人は戦争への理解を深めてほしい。多くの県民に平和の尊さを深く胸に刻み、未来へと守り継いでいく姿勢を育んでほしいと願っている。
◆中原八一・新潟市長 記憶語り継ぐことが責務
今年は新潟市が非核平和都市を宣言し20年の節目を迎えている。新潟市でも新潟港周辺への機雷投下や空襲があり...
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