「しばた平和のつどい」で広島訪問の感想を発表する中学生=11日、新発田市中央町5
「しばた平和のつどい」で広島訪問の感想を発表する中学生=11日、新発田市中央町5

 不戦と核兵器廃絶について考える「しばた平和のつどい」が11日、新発田市中央町5の市生涯学習センターで開かれた。若者や元NHKアナウンサーの杉浦圭子さんが発表や講演を行い、戦後80年となる今年、平和のバトンを次世代につなぐ大切さを訴えた。

 新発田市と市教育委員会が主催し、市民ら約180人が参加した。

 中学から大学の各世代が語る「若者シンポジウム」が開かれ、市の派遣事業で広島市を訪れた中学生10人が発表した。平和記念資料館を見学した感想として「一人一人が命を尊いものとし、大切に生きていくことが平和へつながる」と指摘。被爆者の高齢化に触れ、「直接話を聞ける機会が減る中、若い世代が学び、伝える役割を...

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