
被爆者の佐々木禎子さんの生涯を紹介するポスターなどが並ぶ原爆資料パネル展=新発田市役所
広島は6日、米軍の原爆投下から80年の「原爆の日」を迎えた。新発田、阿賀野両市では、核兵器の恐ろしさと平和の尊さを伝える展示会が開かれている。
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新発田市役所では、広島に投下された原爆に関する資料を集めたパネル展が開かれている。広島で被爆して12歳で亡くなった佐々木禎子(さだこ)さんを紹介するポスターや、市内小学生による平和メッセージなどが並ぶ。
核兵器の恐ろしさと平和の尊さを市民に訴えようと、市などが毎年パネル展を企画している。禎子さんは、平和記念公園の「原爆の子の像」のモデルになった少女。2歳のときに被爆し、白血病で亡くなった...
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