
建設から長期間が経過したマンションの課題について考えた講演会=新潟市中央区
建設から年月が経過した「高経年マンション」の管理などについて考える講演会が、新潟市中央区で開かれた。老朽化が進んだり高齢者の割合が高くなったりするマンションが各地で増える中、理事会運営の課題、対応策を専門家が語った。
マンション管理士らでつくる高経年マンション管理支援センター(田上町)の主催で8月23日に開催した。マンション管理について「はるぶー」のペンネームで執筆、発信を行う應田治彦氏が講演した。
應田氏は、マンションを管理する上で世代別の人口分布調査が有効だと指摘。イベントや設備のニーズの把握に加え、子どもの増加などから「世帯が入れ替わっていると分かる」とした。
一方、高齢化が進めば、理...
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