インタビューに答えるイスラエル国会外交・防衛委員会のボアズ・ビスムット委員長
イスラエルがカタールのイスラム組織ハマス幹部を狙って空爆し、５人が死亡した。パレスチナ・ガザの停戦交渉を仲介するカタールは「国際法に反する犯罪的攻撃」と猛反発。交渉を壊しかねない逸脱行動にトランプ米大統領も「非常に不満」と表明した。与党の右派リクードに所属するイスラエル国会外交・防衛委員会のボアズ・ビスムット委員長に聞いた。
―世界の非難を浴びながら、ネタニヤフ政権はなぜ、こうした軍事作戦を強行するのか。
「われわれは今も『１０・７』を生きている。２０２３年１０月７日、ガザのイスラム組織ハマスによる越境テロで約１２００人の市民らを殺害され、２５０人超を拉致された事件だ」
「２年近く経過した現...
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