新米とともに2キロに小分けされた昨年産も並ぶ売り場=19日、新潟市中央区のウオロク馬越店
新米とともに2キロに小分けされた昨年産も並ぶ売り場=19日、新潟市中央区のウオロク馬越店

 新潟県内のスーパーで新米が並び始めているが「令和の米騒動」を受け、今年は各社とも売り場に工夫を凝らす。備蓄米や昨年産米から価格の高い新米へと切り替えが進む。割高感による消費者のコメ離れを和らげようと、特定産地をアピールしたプライベートブランド(PB)商品や、割安なブレンド米を用意するなど、特色を出している。

【関連記事】
県産新米コシヒカリ「高くて手が出ない」…5キロ5000円超えも

 新潟市中央区の食品スーパー「ウオロク馬越店」では、19日から新潟県産の新米コシヒカリ(5キロ税別4680円)が並び始めた。担当者は「一年で最もお米が注目される時期」として、店舗入り口近くに専用売り場を設けPRす...

残り642文字(全文:942文字)