イシカワが空調システム「ブローボックス」の効果実証のため建設した実験住宅＝新潟市秋葉区
住宅メーカーのイシカワ（新潟市秋葉区）は、独自の全館空調システムの効果を実証するため、研究用住宅２棟を本社脇に新設した。システムの有無を体感できるほか、部屋ごとの湿度や気温なども計測し、顧客に効果をＰＲする。
「ブローボックス」と名付けられた独自のシステムは、各部屋の換気扇や通気口を通じ、住宅内部の空気を強制的に循環させる仕組み。部屋ごとの温度差や湿度差を抑え、ヒートショックの防止にもつながるという。
２０２１年に導入し、国際特許も出願中。ブローボックスを標準装備とするのに合わせ、３ＬＤＫのほぼ同じ間取りの住宅２棟を建設した。２棟の建設費は計約４４００万円。
１階リビングと２階廊下にエアコン...
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