小柳胖記者が書いた手紙や、当時の新聞の複写パネルが展示される企画展=新潟日報メディアシップ5階のにいがた文化の記憶館
小柳胖記者が書いた手紙や、当時の新聞の複写パネルが展示される企画展=新潟日報メディアシップ5階のにいがた文化の記憶館

 新潟日報社第4代社長で、太平洋戦争末期に米軍の捕虜となった故・小柳胖(ゆたか)氏の資料から「戦争とメディア」について考えるシンポジウムが10月11日午後2時、新潟市中央区の新潟日報メディアシップ2階日報ホールで開かれる。

 にいがた文化の記憶館(メディアシップ5階)で11月3日まで開催中の企画展「捕虜になった記者 小柳胖」の関連イベント。早稲田大の土屋礼子教授、日本新聞博物館の工藤路江学芸員、BSN新潟放送の吉井一善報道制作局次長、新潟日報社の森沢真理特別論説編集委員の4人が登壇し、講演やパネルディスカッションを行う。

 定員180人で事前申し込みが必要。参加費500円(会期中有効の招待券付き)。名前、読み仮名、住所、電話番号を明記し、はがきかファクスで申し込む。記憶館の窓口でも受け付ける。

 問い合わせはにいがた文化の記憶館、025(250)7171。ファクスは025(250)7040。...