伝統、親しみやすさ融合
世界中で愛され続けるバレエ「白鳥の湖」が、ウクライナの名門「キーウ・クラシック・バレエ」によって新潟に届けられる。
音楽はピョートル・チャイコフスキー、原振り付けはマリウス・プティパとレフ・イワノフ。
クラシックバレエの最高傑作と称される「白鳥の湖」は、悪魔ロットバルトによって白鳥に姿を変えられたオデット姫と若き王子ジークフリードとの純真な愛を描く。呪いを解く鍵はただひとつ、真実の愛。ロットバルトはオデットに瓜(うり)二つの娘オディールを舞踏会に送り込み、王子を欺こうとする。
純白のオデットと漆黒のオディール-善と悪の鮮烈な対比は、この作品最大の見どころである。王子の心は揺れ動き、愛と裏切り...
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