保護者や専門職らが法人後見の推進に向けて話し合ったトークセッション=新潟市江南区
保護者や専門職らが法人後見の推進に向けて話し合ったトークセッション=新潟市江南区
保護者や専門職らが法人後見の推進に向けて話し合ったトークセッション=新潟市江南区

 知的障害や認知症などで意思決定が難しい人の生活や財産を守る支援をする「成年後見制度」で、後見人を個人ではなく、社会福祉法人などが担う「法人後見」の推進を考えるフォーラムが、新潟市江南区で開かれた。

 重度知的障害者らの入所施設などを運営する社会福祉法人新潟太陽福祉会(新潟市北区)が主催。16日に江南区文化会館で開かれ、福祉施設関係者ら約250人が参加した。

 フォーラムの記念講演では、元厚生労働省の障害福祉専門官の片桐公彦さんが「障害のある人が40代くらいで後見人がついた場合、40年以上後見人が必要になる」と指摘。「後見人が個人の場合、後見人の病気や死亡の可能性もあるが、法人後見は継続的な後見業...

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