
配役が決まった子ども歌舞伎の出演者ら=魚沼市干溝
魚沼市民でつくる「干溝(ひみぞ)歌舞伎保存会」が、12年ぶりとなる来年4月の公演に向け、干溝の集落センターで初稽古を行った。出演者たちが台本を読み合わせ、練習に熱を入れていた。
保存会は感染禍などで活動を休止していたが、地元で100歳を超えた長寿者を祝おうと再始動した。演目は「双蝶々曲輪(ふたつちょうちょうくるわ)日記 引窓(ひきまど)」と、子ども歌舞伎の「やまびこ三番叟(さんばそう)」「忠臣蔵 大石東(あずま)下り」を披露する。
初稽古は9月下旬に行われ、これまで干溝歌舞伎を指導してきた歌舞伎役者の三桝(みます)清次郎さんが参加した。引窓の配役が決まると早速、10〜70代の出演者6人が台本...
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