
野党3党「立国公」の立場
自民党と日本維新の会の連立政権発足に伴い、野党の枠組みが変化した。公明党は「是々非々」で政権と向き合い、高市早苗首相のタカ派政策には異論を唱える。立憲民主党は「中道路線」を強調し、公明との連携強化を目指す。国民民主党は政策実現に向け、むしろ与党に接近する。「立国公」には温度差があり、結束が課題だ。
▽正論
「自公政権で長年積み上げてきたものを撤廃するのは、国の在り方を変える。深く危惧する」。公明の斉藤鉄夫代表は23日の中央幹事会で、自民と維新がまとめた連立政権合意書を強く批判した。
とりわけ問題視するのは「憲法9条改正の条文起草協議会設置」と「非戦闘目的の『5類型』に該当する防衛装備品のみ輸...
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