東京電力柏崎刈羽原発再稼働に関連する議案を賛成多数で可決した県議会=22日午後
東京電力柏崎刈羽原発再稼働に関連する議案を賛成多数で可決した県議会=22日午後

 県議会は22日、12月定例会最終日の本会議を開き、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働を巡り、安全・防災対策に関する広報費などを盛り込んだ2025年度一般会計補正予算案を採決し、賛成多数で可決した。最大会派の自民党県議団と、公明党県議団が原発広報費の議案に関し、再稼働を容認すると判断した花角英世知事を信任する付帯決議案も提出し、賛成多数で可決。知事は23日に赤沢亮正経済産業相と面会し、再稼働の容認を伝える。

 県は柏崎刈羽原発6号機が再稼働した場合に国から交付される3142万円を財源として、原発の安全対策に関する広報費用などを盛り込んだ個別の一般会計補正予算案を12月定例会に提出。花角知事の容認判断に...

残り304文字(全文:604文字)