
試験栽培された高温耐性の極早生米の稲刈り。名称が「なつほなみ」に決まった=8月、新潟市西蒲区
県は26日、2026年産から一般栽培を開始する高温に強い極早生(ごくわせ)米の新品種の名称を「なつほなみ」に決定したと発表した。夏の暑さに負けずに育ち、穂波の風景とともに味わってほしい県産米との思いを込めた。県はなつほなみの認知度を高め、多くの生産者に栽培に取り入れてもらいたい考えだ。
花角英世知事は26日の定例記者会見で「夏という言葉が新潟米の(銘柄の)ラインアップでは珍しいので、認知されていく可能性が高い」と期待した。
なつほなみは県が開発し、これまでは「新潟135号」と呼ばれていた。8月中に収穫でき、食味は...
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