
花角英世知事(左)と面会する経団連の筒井義信会長(右)=1日、県庁
花角英世知事が東京電力柏崎刈羽原発6、7号機の再稼働を容認すると表明したことを受けて、経団連の筒井義信会長(日本生命保険特別顧問)が1日、県庁で花角知事と面会した。花角知事は再稼働を巡り県民の意見は分かれているとし「不安感と不信感が多くある」と懸念を強調。電力を消費する経済界に対し、県民の思いを理解するよう求めた。
経団連によると、2011年の東電福島第1原発事故以降、本県の知事と経団連会長が個別に面会するのは初めて。筒井会長は4人の副会長とともに約20分間面会した。
冒頭、筒井会長は首都圏に電力を供給してきた本県に対して「多大な貢献をいただいた」と謝意を述べ「県の地域振興に貢献すべく、新潟...
残り1271文字(全文:1571文字)












