地場産の新鮮な食材や手作り感あふれる総菜、その店でしか買えないオリジナルの品々…。地元に密着したローカルスーパーは、大手にはない個性と魅力がある。厳しい経営環境に置かれながらも「地域の台所」として愛され続ける下越地域の店を紹介する。
漁師町として知られる村上市岩船地区に店を構える「フレッシュフードかとう」。地元漁港で取れた鮮魚をはじめ、店内で調理した弁当や総菜が並び、地元住民にとっては欠かせないスーパーだ。店長の加藤喜代志さん(58)は「地域の人たちのニーズに応えて、冷蔵庫代わりに使ってもらいたい」と語る。
加藤さんの父、邦男さんが1964年に開業。当初は青果中心に扱っていたが、鮮魚や日用品など品ぞろえを増やすにつれ、住居だった部分を改装し、店舗スペースを広げていった。店内の所々にある柱が、住居だった名残を伝える。
鮮魚は約40年前...
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