
校庭で練習する篠山中ソフトテニス部の生徒たち=12日、愛媛県愛南町
日本一長い名前の学校として知られ、愛媛・高知の県境の山あいにある中学校が、少子化のため3月末で80年近い歴史に幕を下ろす。生徒は女子のみ6人だったが、ソフトテニス部は昨年、愛媛県大会の団体戦で2連覇。過疎地の強豪校が、惜しまれつつ姿を消した。
「始めるよ」。卒業式間近の3月半ばの放課後。部員たちがラケットを握り、里山のテニスコートに打球音が響いた。
この学校は、高知県宿毛市愛媛県南宇和郡愛南町篠山小中学校組合立篠山中学校。すぐ脇を県境の川が流れ、学区は2県にまたがる。「両県から通えるように」と1949年に中学校を、52年に小学校を設立。57年には小・中学校で計300人を超えたが、少子高齢化が...
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