
自宅を訪れた親族とあいさつを交わすシャディさん(右)=20日、イラン・テヘラン(共同)
すやすやと眠る赤ん坊のそばで、家族が紅茶を手に話に花を咲かせる。陽気な音楽のリズムに合わせ、踊りの輪は広がった。米イスラエルによる攻撃で罪のない市民が命を落とし、身近な建物が次々に廃虚と化すイラン首都テヘラン。「苦しくても、人生は止まらず続いていく」。娘を授かったばかりの父ヘサム・モハンマディさん(43)らは生活再建の決意を胸に、歴史ある伝統行事をいとおしむように祝った。
暮れなずむ春空の下、一家の自宅で母シャディさん(32)が生後2週間あまりの長女カイラちゃんを抱きながら親族らを迎える。子どもが大好きな親族らは顔をほころばせ、小さな手に口づけをする。20日始まったイラン暦の新年ノウルーズは...
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