
吸音効果のある天井材「かるてん」が張られた保育園の天井=横浜市(帝人フロンティア提供)
保育園や子ども支援施設の音の環境を改善するため、大手繊維メーカーの帝人などが、天井材やカーテンといった吸音効果のある製品の導入を提案している。音が反響して騒がしい部屋は、子どもの言葉の習得や心身の発達に悪い影響があるためだ。音響対策が不十分な施設は多く、専門家は「子ども同士や先生との会話が成立しにくくなっている」と警鐘を鳴らす。
「つんざくような音がなくなり、子どもと会話しやすくなった」。吸音効果のある天井材「かるてん」を2024年11月に導入した、石川県輪島市の支援施設「わじまティーンラボ」の小浦明生館長はほっとした表情を見せた。天井に張ると音の響く時間が短くなり、特に音の響きやすかった鏡...
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