
チョルノービリ原発事故で犠牲となったブラジニクさんの遺影に花を手向けるゲオルギー・チトフさん=3月、ウクライナ・スラブチチ(共同)
史上最悪の原子力災害とされる旧ソ連(現ウクライナ)のチョルノービリ(チェルノブイリ)原発事故から26日で40年。あの日、共に仕事をした同僚を亡くし、自らも放射線を浴びながら生き残った2人の元作業員は、事故を「戦争」と表現した。作業員らが命をかけて事故処理に臨んだ原発は今、ロシアによる攻撃にさらされている。
1986年4月26日未明、ニコライ・ソロビヨフさん(67)はタービン建屋で夜勤中だった。揺れに気づき、周囲を見渡せる位置まで上がると、屋根が吹き飛び、円筒形の閃光と、黒い粉じんを噴き上げる4号機の原子炉建屋が目に入った。
持ち場に戻る際、4号機にいた同僚ビャチェスラフ・ブラジニクさん=当時...
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