本「ガザを知っていますか?」を持つ桑山紀彦さん(イマジネイション・プラス提供)
 本「ガザを知っていますか?」を持つ桑山紀彦さん(イマジネイション・プラス提供)
 ムハンマド・マンスールさん(右)と桑山紀彦さん=2022年12月、パレスチナ自治区ガザ(桑山さん提供)
 ムハンマド・マンスールさん(右)と桑山紀彦さん=2022年3月、パレスチナ自治区ガザ(桑山さん提供)
 ムハンマド・マンスールさん(左)と桑山紀彦さん=2020年2月、パレスチナ自治区ガザ(桑山さん提供)
 「ガザを知っていますか?」の表紙カバー(イマジネイション・プラス提供)
 「ガザを知っていますか?」の表紙(イマジネイション・プラス提供)

 パレスチナ自治区ガザで20代の朝日新聞通信員ムハンマド・マンスールさんがイスラエル軍の攻撃により死亡してから1年。その人生を写真とともに紹介する本「ガザを知っていますか?」が発売された。15年以上交流してきたNPO法人の代表理事で精神科医の桑山紀彦さん(63)が「私を父と呼んで慕ってくれた『息子』の生きざまを残したい」と執筆した。

 桑山さんが2009年にNPO「地球のステージ」(神奈川県海老名市)の支援活動でガザを訪れマンスールさんと知り合ってからの出来事を描いた。桑山さんは当時の印象を「このままでは深い怒りで(イスラム組織)ハマスに入ってしまうのではないかと思った」と振り返る。

 子どもたち...

残り701文字(全文:1001文字)