参院選全国区でトップ当選を果たし、笑顔の市川房枝=1980年6月23日、東京・代々木の婦選会館
参院選全国区でトップ当選を果たし、笑顔の市川房枝=1980年6月23日、東京・代々木の婦選会館
市川房枝のシンポジウムに登壇した4人。左から進藤久美子さん、村井良太さん、野村浩子さん、林陽子さん=2026年1月25日、愛知県一宮市
汚職議員に投票しないよう呼びかける参院議員の市川房枝=1979年、東京・渋谷駅前
くす玉が割られ、当選を喜ぶ支援者に囲まれる市川房枝。参院選全国区でトップ当選を果たす=1980年6月23日、東京・代々木の婦選会館
「市川房枝~権利の上に眠るな~」展の展示風景=2026年1月24日、愛知県の一宮市尾西歴史民俗資料館
市川房枝のシンポジウムの司会を務めた宮川充史さん=2026年1月25日、愛知県一宮市
「評伝 市川房枝」
新著「評伝 市川房枝」について話す進藤久美子さん=2026年3月、東京都内

 女性参政権の獲得運動をけん引し、女性の地位向上や差別撤廃のため生涯をささげた社会運動家の市川房枝(1893~1981年)。その存在感はいまなお薄れることはない。日本の女性が初めて国政選挙に参加してから80年となる2026年は、そのことをより意識させられる。

 市川の特質とは何か。その功績は何をもたらしたのか。そして、ジェンダー平等社会をいまだ達成できない私たちが学ぶべきこととは―。市川の出身地、現在の愛知県一宮市で研究者らが1月に開催したシンポジウムなどから探った。(共同通信編集委員・田村文)

 ■87歳で全国区トップ当選の衝撃

 シンポジウムは衆院選の公示2日前の1月25日、一宮市尾西市民会館で開かれ...

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