精米歩合90%のコシヒカリで仕込んだタンクで櫂(かい)入れをする蔵人=3月、津南町秋成
津南醸造は、本県と長野県にまたがる秋山郷の間近の津南町秋成で営む。この地の清らかな水で仕込んだ「霧の塔」「つなん」などの銘柄で知られる。地元産米にこだわり、魚沼産コシヒカリも使うことで、地元生産者にもメリットがある酒造りを続けている。
津南醸造は1996年、津南町で酒米「五百万石」を生産している農家と津南町、当時のJA津南町が出資する第三セクターとして設立した。「霧の塔」は、全国の酒類品評会で多数の受賞歴を誇っている。
しかし、経営は厳しい状態が続いてきた。経営健全化に向け、2019年に...
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