
復元されたチセ(家屋)を説明するシン・ウォンジさん
韓国の大学から北海道大大学院へ進学したシンさん。山が好きで地質に関心を持ち、韓国では環境科学を学んだ。転機になったのは、3年生での福岡大への交換留学。野外実習の充実ぶりと、韓国にはない日本特有の地質に引き込まれた。
大学院では、海側のプレートが大陸プレートの下へと進む「沈み込み帯」でつくられた変成岩を研究テーマにした。北海道を選んだのは「雪が降らない故郷の釜山とは違う環境で生活してみたかった」という気持ちから。
札幌に住んだ最初の年、一晩で50センチを超える雪が降り「それまでの一生分以上の雪を見た」と驚いた。北海道の暮らしが気に入り、公募していた国立アイヌ民族博物館に応募。アイヌ文化と向き合うと...
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