講演する満屋裕明・国立国際医療研究所長=東京都千代田区
 講演する満屋裕明・国立国際医療研究所長=東京都千代田区
 抗HIV薬のイドビンソ配合錠(MSD提供)

 エイズウイルス(HIV)感染症の治療では薬に対する耐性ウイルスが出現しやすく、これまでに海外を中心に30種類以上の薬が登場した。抗HIV薬の第一人者である国立健康危機管理研究機構の満屋裕明・国立国際医療研究所長らのチームとヤマサ醤油(千葉)が開発の中心を担った新薬「イドビンソ配合錠」が4月、世界に先駆けて日本で発売された。米製薬大手メルクの日本法人MSDが製造販売した。

 HIV感染症の治療では通常、複数の成分を組み合わせる。イドビンソ配合錠には満屋さんらが新規に開発したイスラトラビルと既存薬のドラビリンの2成分が含まれる。1日1回の服用でウイルスの増殖を抑える。

 HIVは主に性的接触や血液、母子...

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