5月の首脳会談で握手するロシアのプーチン大統領(左)と中国の習近平国家主席=北京の人民大会堂(共同)
5月の首脳会談で握手するロシアのプーチン大統領(左)と中国の習近平国家主席=北京の人民大会堂(共同)
 インタビューに応じる中曽根平和研究所の大沢淳上席研究員=2026年4月21日撮影
中国湖北省武漢市のマクドナルド=2023年2月(共同)
 インタビューに答える京都外国語大の土屋貴裕教授=2026年4月22日撮影
 オンラインで質問に答えるエストニア国際防衛安全保障センターの保坂三四郎研究員=2026年4月26日
プリゴジン氏=2023年5月31日撮影(タス=共同)

 相手国の人々の心理や価値観といった認知領域に影響を与え、政治や社会の不安定化を狙う「認知戦」。従来は心理戦、情報戦とも呼ばれた戦いは、デジタル化でインターネット空間が主戦場になっている。人工知能(AI)の進化で巧妙化し、低コストな戦い方として中国やロシアが得意とする。認知戦の現状を各分野の専門家3人に、それぞれ国際的な潮流と中国、ロシアの特徴を聞いた。(共同通信=認知戦取材班)

 ▽AI翻訳で言語の壁を越える

 中曽根平和研究所の大沢淳上席研究員(国際政治学、公共政策)は認知戦の巧妙化、国際的な潮流を解説する。

 ―認知戦が、世界で認識されるようになったのはいつ頃からですか。

 認知戦による安全保障上の脅威...

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