経団連や連合との会議であいさつする高市首相(左から2人目)=2025年11月、首相官邸
 経団連や連合との会議であいさつする高市首相(左から2人目)=2025年11月、首相官邸
 青森県の地方版政労使会議=1月、青森市
 青森県の地方版政労使会議のメンバー=1月、青森市

 賃金の地域間格差は、都市部への過度な人口流出の要因になる。国は賃上げの波及に向けて、行政、経済界、労働組合が話し合う「地方版政労使会議」に力を入れ、各地で課題の共有が図られている。識者は、格差を放置しないように警鐘を鳴らし、政府による大胆な対策が必要としている。

 ▽人手不足

 「賃上げを事業者に丸投げせず、環境を整備する。政権の方針を地方の皆さまにお伝えして、全国隅々まで浸透させる」。2025年11月、高市早苗首相は経団連や連合との会議に出席し、地方版会議の重要性を強調した。

 平均賃金が低迷する青森県では、26年春闘に向けた地方版会議を1月に開催。宮下宗一郎知事が出席した。経済界の代表者の一人は「賃...

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