
解体された実家の跡地で映画の撮影をする鈴木剛志さん(右)=2025年10月、新潟市西区
2024年元日の能登半島地震で被災した新潟市西区の実家を舞台に、映像作家・広告ディレクターの鈴木剛志(ごうし)さん(34)=東京都豊島区=が短編映画を製作している。実際に家が解体される映像を用い、登場人物の再出発を描くフィクション作品に仕立てた。7月中旬予定の完成に先立ち、仕上げにかかる費用をクラウドファンディング(CF)で募っており、支援者に映画を披露する。
鈴木さんは新潟市西区寺尾地区出身。実家は1964年の新潟地震で全壊。その後に建て直したが、能登半島地震による液状化で建物が傾き、土留めが崩れた。罹災(りさい)判定は半壊だが、再建が難しく、両親が解体を決断。今は隣接する別棟に住んでいる。
多摩美術大を卒業した鈴木さんは東京の広告制作会社で働く傍ら、個人で映画を撮影し、映画祭などに出品している。...
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