紙芝居や朗読で戦争の悲惨さを伝えた公演=長岡市のアオーレ長岡
紙芝居や朗読で戦争の悲惨さを伝えた公演=長岡市のアオーレ長岡

 1945年8月1日の長岡空襲から77年となるのを前に、新潟県長岡市内で音声表現に取り組む5団体が紙芝居や朗読を通し、戦争の悲惨さを伝えようと、アオーレ長岡のシアターで公演を催した。約40人が訪れ、語り部の声に聞き入った。

 わらべ唄や朗読などの5団体でつくる「越後ながおか語り座ネット」が主催。今年1月に結成し、定期的に公演している。10日は、長岡空襲があった8月1日に向け、戦争について描いた紙芝居などを選んだ。

 公演では、ロシアの侵攻を受けるウクライナの民話を描いた「てぶくろ」や、今年5月に亡くなった作家早乙女勝元さんが自身の東京大空襲の体験を記した「三月十日のやくそく」などの紙芝居を披露した...

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