
1945年の空襲犠牲者を追悼し、手を合わせる参列者=10日、新潟市中央区
太平洋戦争末期の1945年8月10日の空襲で犠牲となった新潟市民を追悼する献花式が10日、同市中央区の水戸教公園で行われた。地元住民や中学生ら約70人が参列し、平和を願って黙とうをささげた。
市によると、米戦闘機16機が新潟港を中心に船舶や工場、民家を銃爆撃し、少なくとも47人が亡くなった。
式では、中原八一市長が「多くの市民が犠牲になった。日本海が平和の海になることを願い、今後も世界平和への思いを積極的に発信していきたい」とあいさつ。参列者は祈念碑に白菊を手向けて祈った。
献花式には、広島市で6日に行われた平和記念式典に出席した中学生8人も参加。白根北中3年の女子生徒(15)は「平和は、皆...
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