温暖化をはじめ、さまざまな要因が絡み、海や川の環境が変わっています。魚や海藻といった恵みにも響き、食文化に関わってきています。海や川が発するシグナルには、いろいろな警告やメッセージがあるはず。長期企画「碧(あお)のシグナル」では、それを読み解きながら、次代に恵みをどうつなぐのか探ります。初回シリーズ「変わる新潟の魚影」では、漁師らの思いに迫ります。

変わる新潟の魚影編

南の魚がなぜ新潟で?魚種激変の日本海、“スルメイカの海”が“クロマグロの海”に 大型企画[碧のシグナル]変わる新潟の魚影 データ編
「南の魚」と思われていたものが、もっと北で取れるようになった-。こんなふうに、全国各地で取れる魚の顔ぶれに変化が出ている。海水温の上昇や資源量の増減をはじめ、海の環境が変わったことが背景にある。大型企画「碧のシグナル」の第1シリーズ「変わる新潟の魚影」に合わせ、親しみのある魚の漁獲量がどんな形で推移してきたのか、専門家の見方を交えて探る。